生命

作詞・作曲:根木啓輔

 

 

〜映画「イキガミ」にインスピレーションを受けて作った曲。生命について考えてみた歌

 

 

 

人が人で在り続けること それを僕らは生きるという

人が人で在り続ける力 それを僕らは生命と呼ぶ

僕らはこの世に生まれたその瞬間から人を生きている

 

僕がここにいてみんながいて 数えきれない生命がこの地球に

その一つひとつに意味があり 奪っていい生命はないはずなのに

僕らは気づかないふりしてあらゆる生命を犠牲に生きている

 

人が生きること 当たり前じゃないのさ 罪深いことです

だけどそれでも生命がある以上は生きなければいけない

 

誰かのために祈るとか 誰かの幸せを望むとか

結局それって自分のためってこと 誰もが知らぬ顔をして過ごしている

僕らは自分の欲望を満たすことだけを考えて生きている

 

人が生きること 当たり前じゃないのさ 罪深いことです

だけどそれでも生命がある以上は生きなければいけない

 

僕が生きていればそれだけまた生命が奪われてゆく

失われた生命の上に今僕らが立っているのはどんな意味があるのだろう?

 

人が生きること 当たり前じゃないのさ罪深いことです

だけどそれでもその生命には必ず生きる意味が有る

 

人が生きること 当たり前じゃないのさ 素晴らしいことです

一人一つの欠けがえのない生命の理由を探すこと

それが人を生きることだから