ずっと蒼く

ずっと見て見ぬふりだった 失う辛さ 水平線に伸びる夕日が優しく包む 当たり前すぎて気づけずにいた 見えていないのは僕だった あと少しだけ もう少しだけ 僕に時間を下さい 数えきれない支えられた記憶も 今は波がかき消してゆく 僕は何をしてきたんだろう? 報われぬ想い あなたがくれたたくさんの優しさ 受け止めきれず 無くして気づくこの尊さは こんなにも心をえぐるんだ あと少しだけ もう少しだけ 早ければ何か変わったかな? 止めどないほどに溢れる後悔は 涙に変わり頬を伝う いつか必ず 人は 僕は 突きつけられる 向かい合うんだ あと少しだけ もう少しだけ そこで見守っていて下さい 僕が逝く時 出逢えるその時には 胸を張れるように 笑顔で「ただいま」って言えるように